高血圧を予防するには、運動や食事などの生活習慣改善が必須です。その中でも特に、塩分に注目して説明します!
高血圧は2種類ある?
高血圧には、基礎疾患が原因となる二次性高血圧と、遺伝的要因や生活習慣の乱れが主な原因となる本態性高血圧に分けられます。
受診の目安
健康診断で指摘されたら
高血圧は自覚症状がないため、放置しておくと動脈硬化をおこし、脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる病気につながることがあります。自覚症状がなくても、健康診断で指摘されたらまずは1度受診しましょう。
家庭血圧の平均値が140/90mmHg以上
健康診断時には緊張して血圧が上昇する方もいます(白衣高血圧)。血圧は日常の中で変動するので、1回出ただけでは高血圧とは診断されません。落ち着いた環境で、継続的に測定する血圧でも高値がでるようであれば、受診しましょう!
保健指導のポイント
①塩分を控えましょう
高血圧は、塩分に含まれるナトリウムが原因といわれています 塩分のとりすぎによって血液中にナトリウムが増えすぎると、血液中のナトリウム濃度を下げるために血液の量が増え、血管内の圧力が上昇することで、血圧上昇を引き起こしてしまいます。
日本人は塩分とりすぎている!
②カリウムを摂取する
カリウムは、腎臓でナトリウムの排出を促進することから、高血圧の予防になることいわれています。
≪注意≫
腎臓が悪い方は、カリウムを多く含む野菜はさけましょう!
カリウムが排泄できず、高カリウム血症となり、致死的な不整脈が出る可能性があります。
まとめ
運動を始めるのはなかなか勇気がいりますが、毎日食べる食事なら取り組みやすいと思います!

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