レジリエンスとは?困難を乗り越える力を育てる方法

2024-10-25

その他

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レジリエンスとは?


逆境やストレスを乗り越え、回復する力を指します。
「しなやかな強さ」とも言われ、困難な状況にあっても柔軟に対応し、乗り越えるためのスキルのことです。

レジリエンスが低いと?

ストレスに押しつぶされやすくなり、仕事や人間関係において疲れやすく、モチベーションも維持しづらくなります。

レジリエンスが高いと?

困難に対して粘り強く対応でき、前向きな視点を保ちやすくなります。

レジリエンスを高める3つのポイント

1. 自尊感情・自己肯定感


自分を価値ある存在として認識し、「自分にはできる」と感じる力を持つこと。

  • 小さな成功体験を意識する
    成功体験を重ねることで自己効力感が向上し、レジリエンスが高まる
  • 自分を大切にする
    自分を責めすぎず、時には労わる気持ちを持つと、心の柔軟性が増す

2. 感情のコントロール


ストレスやプレッシャーに対する反応を冷静に管理することで、困難な状況に冷静に対処できるようになる。

  • 感情を客観的に捉える  
    自分の考え方のクセなどを知り、一歩引いて自分の感情を観察する
  • 感情を表現する方法を学ぶ
    誰かに話す、紙に書き出すことで気持ちを整理しする
  • リラックス法を身に着ける
    冷静さを保つための方法を身に着け、不安を感じたら心を落ち着かせる時間を取る

3. 人間関係


信頼できる人とのつながりや他者からのサポートは、大きな支えとなり、困難を乗り越える力を育てる。

  • 定期的にコミュニケーションを取る
    信頼できる友人や同僚と話すことで、心の支えが得られます
  • 助けを求めることを恥ずかしがらない
    困ったときに頼ることを恐れない。サポートを得ることで心が強くなる

まとめ

レジリエンスは、職場や日常生活で遭遇する困難やストレスに対処するために重要なスキルです。これらのポイントを意識することで、レジリエンスは高まるといわれています。

従業員へのアドバイスも重要ですが、産業保健師自身のレジリエンス向上に活かしてみてください。



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