【保健師の就職前に知っておきたい】職場によってこんなに違う業務内容✨

2024-03-27

産業保健師

t f B! P L


保健師は、人々の健康を守るため、様々な職場で働いていますが、働く場所によって仕事内容は大きく異なっています。
ここでは、保健師が働く代表的な職場について解説します。

地方公共団体(行政保健師)

勤務場所
市区町村の保健所、保健センター、地域包括支援センターなど。

業務内容  
地域住民を対象に、母子保健、感染症対策、高齢者支援、生活習慣病予防などの幅広い健康支援を行います。健康相談や健康教育も主要な業務です。

業務目的  
地域全体の健康向上を目指し、健康格差の解消や疾病予防を推進することが目的です。住民の健康管理を支える重要な役割を担います。

企業(産業保健師)

勤務場所  
企業内の健康管理室、外部委託された産業保健事務所など。

業務内容  
従業員の健康管理やメンタルヘルス支援、職場復帰支援、健康診断のフォローアップ、労働環境の改善を担当します。過重労働対策やストレスチェックの実施も重要です。

業務目的 
従業員の健康を守り、生産性向上に貢献することが目的です。従業員が安全かつ健康に働ける職場環境を提供します。

健診センター・クリニック

勤務場所  
健診センターやクリニックで働きます。大規模病院内の健診部門での勤務もあります。

業務内容  
健康診断の実施や結果説明、生活習慣病予防の指導を行い、健診後のフォローアップを担当します。健康相談や、個々の生活改善アドバイスも重要な業務です。

業務目的  
健康診断結果に基づき、早期発見・早期対応を促進し、生活習慣病や重篤な疾患の予防を目指します。

病院内(病院保健師)

勤務場所  
大学病院や総合病院などの健康管理部門や、患者支援の一環として働きます。

業務内容  
患者の健康管理や退院後のフォローアップ、健康教育、予防医療活動などを行います。病院全体の健康促進に関わる役割です。

業務目的  
病院内での健康管理や、患者の早期回復を支援し、再発防止や健康維持を目指します。

教育機関(学校保健師)

勤務場所  
大学や専門学校の保健室で、学生の健康管理を行います。

業務内容  
学生のメンタルヘルスケア、健康相談、健康教育を担当します。健康診断のフォローアップや、学校全体の健康促進活動にも携わります。

業務目的  
学生が安心して学べる環境を提供し、心身の健康を守ることが目的です。教育機関全体の健康促進にも貢献します。

まとめ

このように、保健師として働く環境はたくさんあります。
産業保健師を目指している方は『なぜ産業保健分野を希望するのか』という目的や動機をはっきりさせておくと、良いかなぁと思います。




自己紹介

自分の写真
サクッと読める、産業保健!

アーカイブ